本革バッグのお手入れ ~オーストリッチ~
皆さんこんにちは!
本日は、オーストリッチのバッグのお手入れ方法をご紹介したいと思います!
オーストリッチという素材を鞄や財布等を探している時によく目にすると思いますが、そもそもオーストリッチって何から出来ている革かご存知でしょうか??
オーストリッチとは”駝鳥(ダチョウ)”を加工してつくった革です。
オーストリッチは、革の表面にある独特の「丸い突起模様」がかもしだす個性的な革の表情がオーストリッチレザーの特徴となります。
この特徴的な「丸い突起模様」は、もともと羽根が生えていた毛穴の跡で、通称『クィルマーク』と呼ばれており、クイルマークはオーストリッチの身体全体で、約40%くらいの部位にしか強くあらわれないためクイルマークが綺麗に出ている革は希少価値の高い物と言えます。
また、オーストリッチレザーは、『立体的な革構造』を持ち、布のように絞っても問題ないほど、とても丈夫で柔軟性に富んだ革で使うたびに手に馴染んでいきます。
【オーストリッチのお手入れ方法】
オーストリッチのバッグのお手入れ方法の基本は
「汚れたと感じたら、柔らかい布で乾拭き&ブラッシング」です。
どうしても『レザーオイル』や『クリーム』などを入れてメンテナンスしたい場合は、オイルタイプとマットタイプの皮革用クリームを使い分けても良いかと思います。
ドントの場合は、爬虫類専用の『エキゾチックスプレー』を吹きつけ、「保革&防水&艶出し」をおこないます。
最後に、柔らかい布で優しく乾拭きをして、メンテナンス完了です。
※オイルやクリームを使用する際、革によってはシミや色の変化が起こる場合もあるので、まず目立たない部分で試して問題がないのを確認してからお手入れを行ってください。
また、オーストリッチも他の革と同様に水・湿気・直射日光、高温には弱い為、もし水に濡れた場合はすぐに拭き取って風通しのよい場所で陰干し、保管して下さい。