ワニ革の豆知識 ~クロコダイルの種類と特徴~
皆さんこんにちは!
鞄や財布等で扱われている本革の中でも、最高級品である”クロコダイル”
気品があり高級感の溢れるクロコダイルの革は、物にこだわりを持たれている多くの方々から愛されています。
本日は、そんな”クロコダイル”革の種類についてご説明させて頂きます。
一般的に”クロコダイルの革”と表記されていたら、全て同じと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、実はクロコダイルの革は大きく4種類に分かれています。
1.スモールクロコダイル(イリエワニ)
特徴:ワニ革の中でも最高級品と言われています。
細かい長方形の鱗が綺麗に揃っておりお腹の顎から肛門にかけて、鱗の横列の数が約31~35列あります。
詳しい方であればポロサスという名称でわかると思います。
鱗の並びが細かく綺麗なため、高級なバッグに使われています。
2.ラージクロコダイル(ニューギニアワニ)
特徴:日本で一番古くから使われています。
鱗の大きさがスモールクロコダイルより大きくお腹の顎から肛門にかけて、鱗の横列の数が約24~32列あります。
パプアニューギニアに生息する種類です。
現地ではなくてはならない貴重な輸出商品になっています。
3.ナイルクロコダイル
特徴:スモールクロコ、ラージクロコ同様高級品に使われています。
横腹の鱗は丸みのある長方形になっています。
ナイルクロコダイルを使用している方が多いのではないでしょうか?
名前からもわかるとは思いますが、アフリカに生息しています。
4.シャムワニ
特徴:人気のあるワニ革の一つです。
横腹の部分の鱗は丸みのある形状をしている。
日本から近いタイから輸出されており、これからさらにシャムワニの革を使った商品が増えてきます。
上記がクロコダイル種類になります。
是非、購入する際はご参考にしていただき、商品を見極めて見てください!