本革バッグのお手入れ ~雨に濡れた時の対処法~
皆さんこんにちは!
先日本ブログにおいて本革バックの保管方法をご紹介しましたが、本日は”雨に濡れた時の対処法”をご紹介したいと思います!
【本革のバッグがなぜ雨(水)や湿気に弱いのか?】
なめしや製品化の工程の中で皮革は何度も伸ばされたり縮められたりします。
その中には味わいをだすためにわざと「くしゃくしゃ」にする本革バッグもあります。
そこである意味、本来の形ではない革が雨に濡れる事で伸縮してしまい形が崩れてしまいやすくなるのです。
さらに、天然の革製品は色落ちやカビの心配もあり、濃い色は色落ちが目立やすく、カビは本革が大好物の為、雨に濡れた時は早急に対処する必要があります。
【雨に濡れた時の対処法】
①乾いたタオル等で水気をよく拭き取る。
ポイントは、たたくように水分を取る事!
濡れ方が少しひどいなら中に新聞紙やティッシュを詰めて日陰で十分に乾かしてみて下さい。
②型くずれしない様にして風通しの良い所で陰干しをして下さい。
③本革は乾燥すると変形することが多い為、出来るだけ形を整えて乾燥させます。
形が崩れた場合は革用のクリームを塗り、丁寧に揉みながら形を直して行きます。
④防水加工してあるバッグも、年月が経つと効果が薄れる為、防水スプレーで再度予防するのも良いと思います。
本革のバックは雨や湿気に弱く手入れが非常に大変ですが、愛情込めて使っていけば渋い味わいのある、バッグへと変化して行きます。
是非雨に寝れた際は、上記の方法を試してみて下さい!